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那由多 in Hawaii

  • 執筆者の写真: 易選流協会事務局
    易選流協会事務局
  • 3月20日
  • 読了時間: 3分

2025年3月20日 春分の日 お彼岸

乙巳・己卯・戊子


春分点をハワイで迎える

海外那由多発足から2年目。

ハワイにて那由多講座を開催しました。

春分点では、昼と夜が同じ長さになり、

乙巳の気配がだんだんと強くなってきます。


お彼岸には、先祖にありがとうを伝える日。

遠く離れた島から、先祖を思い、「ありがとう」を伝える。


グラフィックファシリテーション

講師:山田夏子先生 

株式会社しごと総合研究所 代表取締役

一般社団法人グラフィックファシリテーション協会 代表理事


那由多講座の内容でグラフィックファシリテーションを実践していただきました。

講師の頭の中にある、イメージを具現化し「見える化」していただいたことで、

難しいセッションの理解度を高めることができました。


活動の様子




ハワイ島 〜生きた大地と多文化の交差点〜

ハワイ諸島最大の面積を誇るハワイ島(ビッグアイランド)は、人口約20万人。活火山が作り出したこの島は、今もなお地球の営みが感じられる特別な場所です。19世紀以降、多くの日本人移民がこの島に渡り、日系人は現在でもハワイ州人口の約14%を占め、島の歴史や文化に深く根づいています。豊かな自然、多様な民族、そして神話が重なるハワイ島は、現代における“自然と人をつなぐ場所”。


キラウェア火山〜火の女神ペレが息づく火山〜

ハワイ島南東部に位置するキラウエア火山は、地球で最も活発な火山の一つ。ハワイ神話では、火の女神ペレが棲む神聖な場所とされ、火山活動は“破壊と創造”の象徴とされています。2004年にはハワイ火山国立公園としてユネスコ世界遺産に登録。溶岩の大地に降り立つと、ペレの息吹を感じるような熱と静寂に包まれます。さらに、1881年の噴火で形成されたカウナイプア歴史公園(Kaumana Lava Tube)では、地下に広がる溶岩洞が自然の神秘を物語っています。


マウナケア 〜雪の女神と星の聖地〜

ハワイ島の中央にそびえるマウナケアは、標高4,205mの休火山。山頂には雪が積もり、ハワイ語で「白い山」を意味します。神話では、雪の女神ポリアフがこの山を守護し、火の女神ペレとの神秘的な対決も伝えられています。現代では、澄んだ空気と高地環境により世界有数の天文観測地として知られ、国際的な天文台が集まる場所でもあります。その一方で、先住民の聖地としての価値も高く、信仰と科学が交差する象徴的な場所となっています。


日本でも御神体が三輪山といわれる、大神神社などがあります。

日本書紀や古事記による神話もあり、距離を離れた異国にも同じような、歴史・文化があることに共感し、ハワイに魅了される人も多いのではないでしょうか。


観国之光 「觀國之光、利用賓于王」 国の光を観るは、もって王に賓たるに利し

引用元:易経より

観光とは本来、単なるレジャーではなく、

異文化や自然の叡智に触れ、自らの視座を広げ、次なるアクションに備えるための行為であったと解釈されています。

ハワイ島には火のパワーが強く、破壊と再生の力を得て、次のアクションに起こせることを目的とした特別講座となりました。



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